初回相談・ご希望と状況の整理
ご家族への希望、治療歴、卵子・凍結胚の有無、国籍・居住国、希望言語を整理します。治療、費用、支援内容について質問を準備してください。お問い合わせの段階で治療や契約を決める必要はありません。

FOR INTENDED PARENTS
代理出産の流れを、最初のご相談からお子さまとの帰国まで。
ここでは、依頼者またはドナーの卵子・精子で作成した胚を代理母に移植する、妊娠型代理出産の一般的な流れをご案内します。実施できる内容や順序は、国・地域、医療機関、ご事情によって異なります。
流れを見る ↘
01 / FOR INTENDED PARENTS
参加条件、各当事者の役割、費用全体を確認してから判断します。
ご家族への希望、治療歴、卵子・凍結胚の有無、国籍・居住国、希望言語を整理します。治療、費用、支援内容について質問を準備してください。お問い合わせの段階で治療や契約を決める必要はありません。

実施国と帰国先の法律に詳しい弁護士に、利用条件、婚姻状況、遺伝的つながりの要件、ドナーの規則、親子関係の承認を確認します。支払いや治療計画の確定前に行ってください。海外で提供されている制度でも、ご自身の条件で利用できるとは限りません。

クリニックの資格・体制を確認し、調整費、IVF、薬剤、ドナー・代理母、法律、保険、出産、新生児診療、渡航の費用を分けて見積もります。対象外費用、資金管理、中止・移植不成立・合併症時の負担を確認し、通訳、連絡方法、緊急連絡先も書面で整理します。

02 / FOR INTENDED PARENTS
採卵・受精・胚移植は別の段階です。ここで説明する妊娠型代理出産では、代理母の卵子は使用しません。
自己卵子を使用できるかは医師が評価します。提供卵子を使用する場合は、共有が認められたプロフィール、既往歴・家族歴、感染症検査、必要な遺伝カウンセリング・検査を確認します。公開範囲は法令と同意によります。外見やIQなどの情報から、子どもの容姿・知能・健康を保証することはできません。

卵子を提供する方は、医師が個別に設定した薬剤で複数の卵胞を育てます。注射は約8〜14日間が一つの目安で、超音波・血液検査で経過を確認します。副作用や卵巣過剰刺激症候群などのリスクについて説明を受け、安全のため変更・中止する場合もあります。

卵胞が育ったら成熟を促す注射を行い、通常その約36時間後を目安に採卵します。鎮静・麻酔などを用い、超音波で確認しながら腟から細い針で採取します。採卵後は休息し、通院や移動は医師の指示に従います。全ての卵胞から成熟卵が得られるわけではありません。

依頼者または認められた精子ドナーについて、精液検査、感染症検査、使用への同意を確認します。新鮮精子・凍結精子のどちらを使用するかはクリニックと決めます。精子や胚を国境を越えて運ぶ場合は、受入施設、専門輸送、本人確認、輸出入許可を発送前に確認します。

通常のIVF(体外受精)では、採取した卵子と調整した精子を培養皿で一緒にし、受精を待ちます。ICSI(顕微授精)では、培養士が成熟卵へ精子1個を注入します。方法は症例に応じて選び、後日受精を確認します。いずれも受精や移植できる胚の獲得を保証するものではありません。

受精した卵子を培養器で育てます。胚盤胞まで育てる場合、一般に5〜6日頃が目安ですが、全ての胚が発育するわけではありません。適した胚は移植まで凍結保存します。保存期間・費用・同意、必要に応じた着床前遺伝学的検査(PGT)の適応と限界を確認します。PGTは健康な出生や全員の成績改善を保証しません。

03 / FOR INTENDED PARENTS
医療面の適性確認、双方の合意、独立した法律相談と必要な契約手続きを経て、治療・移植に進みます。
クリニックが妊娠・出産歴、健康状態、必要な検査を評価し、心理社会面の確認や支援も行います。連絡頻度、妊娠中の希望、プライバシー、慎重な判断が必要な場面について双方で話し合います。マッチングには代理母ご本人の自発的な合意も必要です。卵子ドナーと代理母は別の役割・別の人物です。

治療前に各当事者が独立した法律相談を受け、費用、保険、意思決定、連絡、緊急時、親子関係、子どもの書類を整理します。契約が代理母の医療上の同意に優先したり、契約だけで法的な親子関係が確定したりするわけではありません。必要な承認や契約の効力を弁護士が確認してから進みます。

代理母は、自然周期または薬剤を用いた周期で子宮内膜を整えます。超音波や必要な血液検査で状態と時期を確認し、エストロゲン・プロゲステロンなどを使用する場合があります。培養室と胚の融解・移植日を調整します。これは採卵する方の卵巣刺激とは別の治療です。

医師が細いカテーテルを子宮頸部から入れ、通常は超音波で確認しながら胚を子宮内に戻します。採卵や卵巣への注射とは異なります。移植胚の数と多胎妊娠のリスクを説明してもらい、代理母では一般に単一胚移植が推奨されます。移植した時点で着床・妊娠が決まるわけではありません。

クリニックが指定した日に血液のhCG検査を行います。移植後約10〜14日が一つの目安ですが、方法により異なります。必要な再検査と、その後の超音波で経過を確認します。陽性でも妊娠継続・出産を保証するものではありません。不成立時は原因の評価、残る胚、次の方針と費用を相談してから再挑戦を決めます。

04 / FOR INTENDED PARENTS
妊娠中の診療や渡航と並行して、親子関係、出生登録、国籍、旅券などの手続きを準備します。
産科チームが健診を行い、必要に応じて合併症に対応します。代理母の同意、プライバシー、医療上の意思決定を尊重し、健診結果や画像の共有方法を決めます。出産施設、緊急時、新生児の診療を準備し、入院・早産などに備えた保険と費用負担も確認します。妊娠経過が常に順調とは限りません。

入国条件を確認し、面談、採精、自己卵子の採卵などで事前渡航が必要か確認します。早産の可能性も考えて到着予定を調整し、宿泊、新生児用品、書類や診療のための滞在延長に備えます。子どもの渡航条件が確認できる前に、変更できない帰国便を確定しないようにします。

分娩方法などは、代理母の説明を受けた同意のもとで医療チームが判断します。立ち会いや出生後の養育は、病院の方針、合意、法律に従います。代理母の産後ケアと赤ちゃんの診察、授乳・哺乳、退院準備の両方が必要です。早産やNICU入院により予定・滞在期間が変わることもあります。

現地の弁護士と、出生登録、必要な同意、出生前後の裁判手続きなどを進めます。出生時に誰が法的な親となるか、追加手続きが必要かを事前に確認してください。証明書、翻訳、認証をそろえます。契約や外国の出生証明書だけで、帰国先でも親子関係が承認されるとは限りません。

治療前から関係国の領事館に、子どもの国籍取得条件と旅券申請を確認します。出生後は親子関係・出生の書類を提出し、場合によって追加資料やDNA鑑定が必要です。出国・入国許可、査証、搭乗可能な体調を確認します。親子関係と国籍は別の問題で、取得期間も一律ではありません。

帰国先で必要な出生・身分登録や親子関係の承認手続きを弁護士と確認します。健康保険・小児科受診を整え、医療・ドナー・法律関係の記録を将来に備えて適切に保管します。代理母とのその後の連絡や、成長に応じて子どもに出生の経緯を伝えることについても考えていきます。

関わる方の権利と責任、費用、医療上の影響を理解してから判断してください。過程を通じて、代理母の十分な説明に基づく同意と心身の健康を大切にします。
参考情報:医療の指針と、特定国の法的手続きの例です。ご自身に関係する国の要件を別途確認してください。
HFEA: IVF (UK) · ASRM: Gestational carriers (US) · GOV.UK: UK return example
YOUR QUESTIONS MATTER
代理出産や初回のご相談についてのご質問は、お問い合わせフォームからお寄せください。
お問い合わせフォームへ ↗